日本航空株式会社
JAL(日本航空)公式TikTokアカウント
概要
将来の顧客となる若年層との接点を早期から築くため、JAL公式TikTokのコンテンツ設計・制作を手がけた事例。
日本航空(JAL)は、将来の顧客となる若年層との接触機会を強化するため、公式TikTokのブランドコミュニケーションを再構築。縦型動画ならではの表現を活かしながら、航空会社としての信頼感を保ちつつ、若者の日常タイムラインに自然に溶け込む接点設計を行った。中長期的なブランド想起の形成を目的とした、継続的な取り組みとして展開している。
課題
将来迷ったときに選ばれるブランドであるため、若年層との継続的な接点構築が課題だった。
航空会社の選択は、日常的な購買と異なり「その時が来たときに何を思い浮かべるか」で決まる。JALにとって、将来の顧客となる若年層との関係構築は中長期の経営課題であったが、TikTokをはじめとする若年層の主要プラットフォームでの存在感は限定的だった。競合他社と比較してもアカウントの成長は伸び悩んでおり、早い段階からブランドへの好意と親近感を育てる、継続的な接触設計が必要とされていた。
打ち手
JALのブランド資産を、若年層の日常文脈に翻訳する。
TikTok上のトレンドや視聴行動を継続的に分析しながら、JALが持つ飛行機・パイロット・CA・グランドスタッフ・整備士といった固有のブランド資産を、若年層の感覚に馴染む表現へと再設計した。著名人に依存することはせず、本物のJAL社員のリアルな魅力や現場の空気感を前面に出すことで、広告感を排したコンテンツを制作。継続的な投稿によってタイムライン上での自然な接触頻度を積み上げた。
結果
累計再生回数1億回以上・フォロワー数60万人増加を達成し、若年層におけるブランド想起の土台を着実に形成した。
運用開始後、投稿動画の累計再生数は1億回以上に達し、1本あたりの平均再生数も100万回超えを達成。フォロワーも支援前の13万人から73万人(2026年3月現在)と着実に増加し、若年層との継続的な接点を創出した。短期的な数値に留まらず、将来の選択肢としてJALを想起してもらうためのブランド基盤づくりに貢献する成果となった。
スタッフクレジット
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プロデューサー
江藤 優 -
クリエイティブプロデューサー / ディレクター / カメラ
浅田 正也 -
ビジネスプロデューサー・PM
吉﨑 良太渡邊 陽介 -
編集
宮脇 雅治